ベトナム戦争の枯れ葉剤の影響で、体の一部がつながって生まれた「ベトちゃんとドクちゃん」の弟グエン・ドクさん（２８）の妻テュエンさん（２７）が２５日早朝、南部ホーチミンのツーズー病院で男女の双子を出産しました。予定日よりも出産が約２カ月早まったそうです。夫婦は結婚３年目。昨年末から病院で検査を受けるなどし、ドクさんは「今年中に子供が欲しい」と話していました。
子供への枯れ葉剤の影響が懸念されていたが、２児はともに健康で元気だという。
ドクさんはコンピューターの勉強をして現在は病院職員として働いています。近く父になることに「幸せで本当にうれしい」としながらも、「私よりもっと障害を持った子どももいる。私の経験を話して、一緒に頑張っていきたい」と話しました。
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