フン国会議長
フン国会議長の今回の訪問は、両国関係が絶え間なく発展している背景の中で行われるものです。ここ数年両国の指導者らによる相互訪問が頻繁に行われ、両国関係強化に寄与しています。これに関し、ラオス人民革命党政治局員であるファンカム・ビファバンラオス・ベトナム友好協会会長は次のように語りました。
(テープ)
「世界で、ベトナムとラオスとの関係のように特別な国交がないと思います。両国の指導者らは常に、若い世代を対象とする両国の特別な関係に関する教育活動に特別な関心を払っています。これは両国関係の未来にとって重要な意義を持つことです」
ハァンカム政治局員はこのように語りました。
両国の指導者らは今年を「ベトナム・ラオス友好団結年」として選びました。年初からは、スポーツ試合や文芸公演、政治・経済交流など様々な記念活動が開催され、中でも、4月にベトナム北部山岳地帯のソンラ省で開かれた「ベトナム・ラオス国会協力会議」があります。この会議で、フン議長は次のように語りました。
(テープ)
「この会議は我々が両国の友好協力関係を振り返り、ベトナムのホーチミン主席とラオスのカイソン・ポムビハン国家主席が培ったこの特別な関係を深化させるチャンスです。私たちは、両国国会、両国国民間の全面的協力関係を強化する必要があります」
フン議長はこのように語りました
両国間の経済関係も大きく発展しています。昨年、両国間の貿易額が7億ドルに達しましたが、双方はその額を今年に10億ドルに、そして2015年に20億ドルにするために取り組んでいます。現在、ベトナムは、ラオスの金融、銀行、工業用植物栽培などに投資しながら、ラオスの貧困解消、社会福祉確保分野にも援助を行っています。両国は今後、各企業を支援する方針を打ち出しました。これに関し、グエンスアンフク副首相は次のように語りました。
(テープ)
「私たちは企業の困難解決を補助する必要があります。また、各政府機関の間の対話を促進します。さらに、両国間の経済関係に法的枠組を作り出すためには貿易・投資に関連する各協定を健全化させなければなりません」
フク副首相はこのように語りました。
かつての祖国防衛事業にも現在の建設発展事業にもベトナムとラオスは互いに団結し支援し合ってきました。今後も、両国間の特別な関係が引き続き発展していくでしょう。(VOV)
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